日本のボランティア精子提供者は、まだまだ不足しています。精子提供の世界に足を踏み出すことは、そんなに難しいことでは
ないのです。日本には精子提供を規制する法律はありませんから堂々と行って頂くことができます。赤ちゃんを望む女性たちを
救いたい!という男性の登場を願っています。

※精子提供・精子バンクゆめ音符では、精子提供を始めたい男性への支援行っています。

1.まず、胸によく手を当てて、奉仕の精神に立脚した上での活動開始であるかどうかを確認しましょう。

2.次に、自分のプロフィールなどをまとめましょう。活動の理由や、身体的特徴や活動地域、血液型(非公開でも可)、精液の品
質(子どものいない男性は事前に精液検査を受けておくことが望ましい)、精子提供の方法、精子提供までの手順、提供の条件
等々です。

3.メールアドレスを取得しましょう。プライバシー保護のため、フリーメールがよいでしょう。

4.ホームページを立ち上げましょう。ブログ形式にしておけば更新も簡単です。立ち上げたら、検索エンジンに登録するなど、
ヒットしやすいよう工夫しましょう。精子提供ゆめ音符に連絡すれば、「日本の精子バンクと精子提供者のリスト」に掲載します
(ひどいホームページでなければ、ですが)。検索エンジンで安定的に上位表示されるまでには半年〜1年程度かかるものと考
えてください。

5.道具を揃えましょう。シリンジは大きい東急ハンズのサイエンス用品コーナーにあります(京阪神なら心斎橋や三ノ宮にはある
が、天王寺にはない)。5mlのもの(1本100円弱、滅菌、個包装)か、ツベルクリン型の1mlシリンジ(同。2011年11月現在、神戸三
宮など一部のハンズで扱い始めたようです。同年同月現在心斎橋にはありません)がよいでしょう。オークションで落とす方法もあ
ります。精子を入れる容器は、清潔さや密閉性、そして射精時のこと(精液を受けとめやすいかどうか)を考えて選びましょう。ゆめ
音符はパチンときっちり密閉できる適度な大きさのシール容器を使っていました(2011年末まで)が、現在はチャック付き小型ポリ袋
使っています。簡素な容器ですが、ジャケットの内ポケットに入れたりブラジャーに挟んだりしやすく、人肌に温めながら持ち運び
できるという長所があります。

6.お問い合わせがあったら、真摯に対応しましょう。ご依頼者の話や、ご事情、ご要望によく耳を傾けましょう。ご協力できること、
できないことをしっかり説明し、ご依頼者の理解を得るようにしましょう。

7.次は面談です。初対面の場所には、女性が安心できるところを選びましょう。高級ホテルのロビーなど、わかりやすく、周囲に
何人かの人がいて、比較的静かなところがよいでしょう。可能な限り、そのホテルの喫茶店を使いましょう(ホテルへのお礼の意味で)。
初対面でもあり、ご依頼者は大変緊張されているはずですので、お気持ちを察して差し上げましょう。

8.面談でご提供が決まったら、ご依頼者に排卵日をしっかり予測して頂き、ご提供日を確定しましょう。排卵2日前〜排卵当日に
提供するのがよいです。(病院で精子を凍結保存する場合は、排卵日にかかわらずいつでもご提供可能となります)

9.いよいよご提供です。シリンジ法や病院への持ち込み法など、手渡しによる場合は、採精場所の確保が重要になります。事前に
よく下調べをして、比較的清潔で、そこそこ静かで、集中できる場所を探しましょう。百貨店や高級ホテルや清潔なオフィスビルの洋
式お手洗いなどがおすすめですが、yumeonpuの経験上あまり静かすぎると逆効果です。集中しにくい場所で時間に追われながら
採精しなければならなくなることもありますが、どんな状況のもとでも採精できるよう精神力を鍛えておきましょう。自宅からお渡し場
所までが近いようなら、自宅で落ち着いて採精してから持参することもできます。いずれにしましても採精から注入までの時間はなる
べく短いほうがよいです。理想は1時間以内、長くても3時間以内です。

10.では、奉仕の精神を忘れずに頑張って下さい!

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